東京労災病院治療就労両立支援センターが発行しているパンフレットが「参考になる」とSNSで話題になっています。
胃腸が気になる、むくみが気になる、風邪が気になる……など、症状別でおすすめのコンビニ食が紹介されており、コンビニユーザーは参考になりそうです。
カリウムとナトリウムに注意
パンフレットの名前は「深夜勤務者のための食生活ブック――健康をめざすコンビニ食の選び方――」。ページでは、規則正しい生活が難しい夜勤・交代勤務者に向け、お手軽なコンビニ食の選び方について具体的に提案しています。
たとえば、「むくみが気になる人のコンビニ食」。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークが推奨されているいま、普段からデスクワークの人をはじめ、長時間座りっぱなしで、体のむくみが気になる人も多いのではないでしょうか。
同パンフレットによると、むくみの原因はカリウムの不足と、ナトリウム濃度の高まり(塩分のとりすぎ)だといいます。
そこで、カリウムがとれるコンビニ食として、以下の3つを挙げています。
・枝豆
・海藻サラダ
・アボカドのサラダ
記者が都内のコンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ローソンストア100)を探してみたところ、枝豆と海藻サラダはだいたいどこの店舗にもありましたが、アボカドのサラダは見かけませんでした。
以下は一例です。
・セブン-イレブン「枝豆」(170円)
セブンでおなじみの三角パックのお惣菜。枝豆は冷凍では108円商品もありますが、この商品はそのまますぐに食べられるのが◎。
・ローソン「海藻と大根のサラダ」(198円※ドレッシング別売り)
わかめたっぷりで、糖質0.3g、17lcalとヘルシー。安さ重視ならローソンストア100の「海藻サラダ」(108円※ドレッシング別売り)もおすすめです。
パンフレットにはほかにも高血圧、糖尿病、脂質異常症(中性脂肪・LDLコレステロール)、尿酸値、胃腸、お酒の飲みすぎ、風邪、筋力の低下が気になる人に向けたアドバイスや、栄養成分表示の見方など、ためになる情報が多数記載されているので、コンビニ食が多い人は、参考にしてみて。
パンフレットは公式サイト上で閲覧できます。