山形県村山地域の魅力を仙台圏にPRするイベント「初夏のやまがた村山へ さくらんぼ・紅花・旬まつり」(やまがた広域観光協議会主催)が10日、仙台市青葉区の一番町四丁目商店街であった。
約10店が並び、村山地域産のサクランボの高級品種「佐藤錦」や山形名物の芋煮などを販売し、多くの買い物客が旬の味を求めた。
佐藤錦を購入した大和町の男性会社員(53)は「山形は果物の種類が多い。仙台から近いが、出張販売はありがたい」と歓迎。娘と訪れた太白区の会社員加藤健さん(46)は「コロナ前に子どもたちと行ったサクランボ狩りに、今年は行きたい」と笑顔を浮かべた。
協議会事務局の山形県村山総合支庁観光振興室の斎藤満宏室長は「仙台と山形は近い。サクランボ、温泉、そばなどを楽しみにぜひ来てほしい」とPRした。