サッカー日本代表本田選手 石巻市にフットサルコート寄贈

東日本大震災で被災した宮城県石巻市の子どもたちのため、サッカー日本代表の本田圭佑選手(CSKAモスクワ)が市総合運動公園にフットサルコートを建設し、市に寄贈した。3日に贈呈式が行われ、大勢の子どもたちがコートに親しんだ。
 「ホンダファミリアフットサルコート石巻」と名付けられたコートは、広さ760平方メートル。全面人工芝で、夜間照明を備える。本田選手が設立した「NOTICE of HONDA災害支援基金」に寄せられた義援金や本田選手の寄付の計1800万円で建設された。
 贈呈式では「夢が君たちを強くする。僕は応援している。いつか必ず君たちの夢がかなうことを」という本田選手のメッセージが紹介された。
 高校時代にサッカー選手だったという亀山紘市長は「震災でスポーツ施設も被災し、子どもたちがスポーツできる場所の確保が難しかった。コートを寄贈してもらい、復興に向けて夢と力を与えてもらった」と感謝した。

タイトルとURLをコピーしました