サッポロもクラフトビール参入へ

サッポロビールの尾賀真城社長は8日、東京都内で開催した2015年度方針説明会で、手法にこだわって少量生産する「クラフトビール」に参入することを表明した。すでに同事業を手がける子会社を設立しており、今春をめどに、新商品を投入する。

サッポロでは、大手各社の国内のビールはピルスナータイプに偏っているなかで、若者を中心に多様化へのニーズが高まるとみている。そのなかで同社の醸造技 術や原料へのこだわりを生かして、製品を開発するという。エールタイプといったピルスナー以外の製品が候補となっている。

クラフトビールは、国内ビール市場の1%程度だが、伸びが期待されており、キリンビール、アサヒビールも参入を表明している。

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