2016年5月23日、韓国環境部は「サバ塩焼きにおける、室内で発生する有害物質の調査データ」を発表した。
これは韓国環境部が6カ 月かけて実験を行った結果。密閉空間でサバを焼いた時に、1立方メートルに2530マイクログラムの微細粒子が発生。これは、韓国の大気汚染情報で「非常 に悪い」とされる基準、1立方メートル、90マイクログラムの28倍に上るとの内容だ。大気汚染問題などの環境破壊を誤魔化すことを目的に、通常の調理で は有り得ない密閉空間での数値を発表したからだ。
ソウル市内の市場で、この発表について聞いたところ「換気扇の普及率も高い。サバの塩 焼きは昔からあった。小役人のやることは、馬鹿げている。中国をかばいたいのかもしれないが、サバの塩焼きなど、一般家庭での調理を調べて何の意味がある のか理解できない。韓国では大事なことは放置。無意味なことばかりして、確信をごまかす習慣がある。誠に情けない」など市民の諦めの声が漏れた。
韓国では、行政レベルの低さから加湿器の消毒剤で死亡事故が発生しても、長年放置するほど杜撰。サバの塩焼き調査はタイでも呆れられている。