サンゴ密漁対策法成立へ

 自民党は13日の臨時総務会で、中国船によるサンゴ密漁問題を受け、外国人による領海や排他的経済水域(EEZ)での違法操業に関する罰金を最高3千万円へ大幅に引き上げる外国人漁業規制法と漁業主権法の改正案を了承した。公明党も了承し、両党は近く衆院に提出する。民主党も賛成する方向で、今国会で成立する公算だ。
 公明党の山口那津男代表は13日の党中央幹事会で「緊急対応が要求される。議員立法として合意を図りつつある。野党にも協力をいただいている」と述べた。
 現行法は、外国人の違法操業をめぐる罰金の上限額について、領海内は400万円、EEZ内は1千万円と定めている。

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