サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史社長がジャニーズ問題について、ジャニーズ事務所側に体制の改善が見られない場合、所属タレントが出演しているテレビ番組のスポンサーも降板することを検討していることが分かりました。
9月15日にサントリーの新浪剛史社長は朝日新聞社のインタビュー記事の中で、「納得いく説明があるまでは、新たな契約を結ばない」「(テレビ番組のスポンサーを降りることも)オプションとしてはあり得る」と述べ、ジャニーズ事務所との契約停止だけではなく、ジャニーズの所属タレントが出演している番組に対するスポンサー見直しも視野に入っていると強調。
サントリーの広告宣伝は年間4000億円とも言われる規模で、サントリーの支援に頼っているテレビ番組も少なくないとされています。
このサントリー社長の発言に激怒したのはジャニーズのファンたちで、ネット上の反応を見てみると、「メディアへの圧力だ!」「許せない」「サントリー製品なんて買わない」などとジャニーズファンの怒りや不満の声が飛び交っていました。
ジャニーズタレントが出演している全ての番組を対象にした契約停止は珍しく、逆に新浪剛史社長の対応を評価する声も多数見られ、ネットの意見は賛否両論が飛び交っています。
故ジャニー喜多川氏による大規模な性加害問題を受け、サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史社長が15日、朝日新聞の取材に応じた。今後2~3カ月の間にジャニーズ事務所の体制に改善がみられなければ、所属タレントが出演するテレビ番組のスポンサーを降りることも「オプション(選択肢)としてはあり得る」と語った。
ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏の性加害を同事務所が認めたことに関連して、化粧品大手のコーセーは15日、公式サイトで「ジャニーズ事務所に対する当社の対応について」と題した文面を掲載した。