サンドウィッチマン「仙台観光アンバサダー」に就任

仙台市の魅力を国内外に発信する「仙台観光アンバサダー(大使)」に同市出身のお笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおさん(47)と富沢たけしさん(47)が就任し、市役所で10日、委嘱式があった。

 郡和子市長が2人に委嘱状を交付し、アンバサダーの名刺と伝統絹織物「仙台平」の名刺入れ、仙台ガラスのトロフィーなどを贈った。富沢さんは委嘱状を手渡されると「丁重にお断りさせていただきます」と切り返し、会場を笑わせた。

 伊達さんは「新型コロナウイルス感染が落ち着いたら、たくさんの人に仙台に来てもらえるようにPRしたい」と語った。富沢さんは11日で丸11年となる東日本大震災に触れ「当時を知らない子どもが増えているので、震災のことも伝えていきたい」と意気込んだ。

 郡市長は「コロナ後を見据え、仙台の魅力を最大限アピールするために、2人の力で仙台をにぎやかにしてほしい」と期待した。

 仙台観光アンバサダーは2011年に創設。任期は2年間。市が製作するパンフレットやポスター、映像などに出演する。いずれも同市出身で卓球女子の元五輪メダリスト福原愛さん(33)、フィギュアスケート男子で五輪連覇の羽生結弦選手(27)も務めている。

委嘱状を手に記念撮影する(右から)富沢さん、伊達さん、郡市長=10日、仙台市役所
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