16日放送のTBS系「サンデーモーニング」で、MCの関口宏(78)が発令中の津波警報と注意報を表示した日本地図を画面上に出し続けていることを〝謝罪〟したことで、局内でも批判されている。
太平洋のトンガ沖で海底火山が噴火し、気象庁は津波警報、注意報を発令。放送では発令中の地域を示した日本地図が画面上に表示された。新型コロナウイルスのニュースの際、これが情報を掲示したパネルと重なってしまった。
これに関口は「えー、画面がどうしても、津波の警報を出すために日本地図をあそこへ出さなきゃならないんでしょうか」と疑問を投げかけた上、「ちょっとこれは見にくいかも知れませんが…。今日はちょっとお許しください」と謝った。
この発言があったのは午前8時半ごろ。NHKは中継で津波が到達し船が転覆した様子などを放送しており、他局も画面上に警報の情報を流していた。
SNS上には「出さない理由がわからない」「なぜ司会なのにこんな発言になるのか」といったコメントが投稿され、大炎上。テレビ局関係者も「津波がやってくるという情報を常に流すことを視聴者に謝罪をするのはおかしい」と話した。
ほかのテレビ局同様に、TBSでも災害情報等がある場合は常に画面に掲示している。それを〝邪魔者扱い〟したのだから、局内からは怒りやあきれの声が出ているのだ。「災害などに臨機応変に対応して番組の進行をできない人が、司会を務めるのはいかがなものか。局内のあちこちから大ブーイングが起きている」(TBS関係者)
関口からすれば悪意は全くないのだろうが、違和感をぬぐえない表現だったことから、またまた炎上してしまった。