シェア店舗でパーティー、マルシェ、ライブを 来年6月まで期間限定営業、出店者募集

仙台市青葉区国分町1丁目の広瀬通沿いに、シェア店舗兼イベントスペース「The Beatnic(ザ・ビートニク)」がオープンした。来年6月までの期間限定で営業する。飲食店などの開業を目指す出店者らを募っている。
雑居ビルの仙台協立ビル1階を活用した。昨年8月まで飲食店だった約170平方メートルをスペース全体、またはフードコート、販売ブースなどに分けて貸し出す。午前7時~午後11時の終日か時間帯ごとに利用できる。料金は3時間2000円から。
現在はコーヒー店2店、ベトナム料理フォーを提供する店などが営業。パーティーやハンドメード作品のマルシェ、ライブなどの会場としても使われている。
コーヒー店「オリエンタリズム」を開く青葉区の鳥居創太さん(37)は、店舗を構えての本格開業の準備も進める。「どんな商品が売れるか、お客さんが何を求めているか探りたい。少ない資金で実験的に取り組めるのはありがたい」と話す。
ビートニクのスペースは契約条件などから新たな借り手がなかなか決まらず、所有する不動産賃貸業仙台協立の委託を受けた建築士、社会福祉士らが活用策を検討してきた。
ビートニク代表の社会福祉士岸茉莉子さん(36)は、自らもフォーの店やパーティーなどのケータリングを手掛ける。「さまざまな人が集まって、面白いことをしていく場になれば」と話す。今後引きこもりの若者らの就労支援などにもつなげる考えだ。
出店者により営業日、時間は異なる。連絡先はbeatnic2018@gmail.com

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