MMDLaboが運営するMMD研究所は8日、「2014年シニア層のスマートフォンに関する調査」の結果を発表した。調査時期は9月19日~21日で、携帯電話端末を所有するシニア(60歳以上)2,020人から回答を得た。
まず所有している端末の種別について聞くと、スマートフォンを所有しているシニアは27.6%(557人)。2013年9月に行った同様の調査では、スマートフォンの所有率は23.2%だったため、4.4%増加したことになる。
次に、スマートフォンを所有しているシニア(557人)を対象に、「新しい携帯電話端末を購入するならどの端末を選ぶか」と質問したところ、「スマートフォン(65.0%)」「シニア向けスマートフォン(7.2%)」「格安スマートフォン(5.7%)」と、合わせて77.9%の人がスマートフォンを購入すると回答した。
同様の質問をフィーチャーフォンユーザー(1,463人)にしたところ、「スマートフォン(9.7%)」「シニア向けスマートフォン(10.3%)」「格安スマートフォン(3.7%)」と合わせて23.7%の人が、次はスマートフォンに乗り換える意向を持っていた。
なお、フィーチャーフォンを購入すると回答したシニア(738人)を対象に、「フィーチャーフォンを選ぶ理由」を聞いたところ、もっとも多かった回答は「通話・メール以外の機能を使わないから(58.9%)」で、以下「月額料金が安いから(55.7%)」「操作が簡単だから(38.3%)」が続いた。