シャープは6月5日、東芝のPC事業子会社「東芝クライアントソリューション」の株式約80%を約40億500万円で取得し、子会社化すると正式発表しました。
買収後も東芝クライアントソリューションズの商品・ブランド・人材・技術・販売チャネル等は継承するとのこと。
東芝クライアントソリューションズから引き継いだ技術や商品と、シャープが得意とするディスプレイや各種センサ技術。独自AIエンジン「COCORO+」などを融合させることで、ホーム・オフィス等でのスマート化を推進していくとしています。
シャープといえば、タッチパッドまで液晶のノートブックなど、ユニークなPC製品も発売していましたが、業績悪化によりPC事業から撤退していました。今回の買収により、事実上PC市場への再参入を果たすことになります。