2007年3月2日に「ジダン中国親善旅行」組織委員会が明らかにしたことによると、6月22日に四川省成都市で予定されている親善試合に元フランス代表主将ジダンが参加したくないとの意向を示していることが分かった。ジダンはこの親善試合への出場が予定されていた。
情報筋によると、ジダンが試合をしたがらない理由は単純だという。彼は2003年と2005年にレアル・マドリードの一員として中国のサッカーチームと試合をしたが、中国人選手のラフプレーに大きな不満を持ち、けがをする危険性があると述べていたとのこと。特に現在は現役を引退しているため、無理して中国人選手とプレーしたくないという考えのようだ。
だが、組織委員会によると、成都市での親善試合はジダンの中国親善旅行の大きな目玉で、多くの人が楽しみにしているという。ジダンが試合を拒否する意向を示した後も、関係者はまだあきらめていないようだ。次善の策として清華大学の学生たちとのエキしビションに参加してくれるように説得を試みるという。また、ジダンは試合をする替わりに6泊7日の滞在予定を2日間延ばすように求めているが、この要求も受け入れるということだ。(編集・佐々木康弘)
最終更新:3月2日16時45分
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