ジブリがいっぱい期待膨らむ 愛知にジブリパークが開業、行列も

スタジオジブリの世界観をテーマにした公園「ジブリパーク」(愛知県長久手市)が1日、開業した。映画「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」などの世界にいざなう展示品や施設が並ぶ。園内はまさに、ジブリがいっぱい、だ。 【写真】庵野秀明監督と宮崎駿監督の「幻の共演」、鈴木Pが打ち明けた  万博会場に使われた県立「愛・地球博記念公園」(157ヘクタール)の一部(7・1ヘクタール)を活用する。  この日、全5エリアのうち、「耳をすませば」の舞台などが再現された「青春の丘」、ジブリ作品の名場面を実物大で再現したセットが並ぶ「ジブリの大倉庫」、トトロの世界などを表現する「どんどこ森」が先行開業した。残りは「もののけ姫」がテーマの「もののけの里」が2023年秋、「魔女の宅急便」などがテーマの「魔女の谷」は24年3月の開業予定。  小雨のなか午前10時に開園した。「大倉庫」前には数百人の行列ができた。金沢市の看護師香月崇宏さん(47)は「どうせなら一番乗り」と周辺で車中泊した。園内には登場人物になりきることができるセットがあり、「楽しみ」と話した。  管理運営はジブリと中日新聞社が共同出資して設立した株式会社が担う。

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