ジブリ美術館に“大人も乗れる”ネコバス、新企画展示で復活

スタジオジブリの宮崎駿監督が、今年も東京・三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示『猫バスにのって ジブリの森へ』を企画・監修することが24日、わかった。現在、同美術館は建物の化粧直しや館内設備のリニューアルなどのため、長期休館中。7月16日の 営業再開と同時に新企画展示がスタートする(来年5月まで開催予定)。

今夏は六本木ヒルズでも「ジブリ展」開催

同美術館ではこれまで、2001年の『千と千尋の神隠し展』を皮切りに、05年『アルプスの少女ハイジ展』、09年『崖の上のポニョ展』、11年『ねこバスから見た風景展』など、“アニメーションに関する作り手の思い”を紹介した展覧会を開催してきた。

また、02年『天空の城ラピュタと空想科学の機械達展』、07年『3びきのくま展』、14年『クルミわり人形とネズミの王さま展』など、映画を生み出す“発想の種”に焦点をあてた展覧会も行ってきた。

今回は、そんな「企画展示のこれまで」を一堂に集めて、紹介することに。これまでの展示物に新たにアレンジを加えコラージュ風に展示室いっぱいに並べる 予定だ。蔵出しした“掘り出しもの市”のようなイメージで、大きな大きな“3びきのくま”や、大人も乗れるネコバスなど、復活の声が多く寄せられた展示物 も再登場する。

同美術館は日時指定の入場予約制。昨年同様、夏休みシーズン(7月・8月入場分)のチケットは、転売目的によるチケット購入を防ぎ、チケット購入の機会を 公平に提供するために、先行抽選販売を実施しており、きょう25日正午より7月入場の受付が開始される(31日午後11時59分まで)。インターネット、 または電話で申し込み。8月入場分は6月25日正午から6月30日午後11時59分まで受付。なお、チケットは記名式となる。

タイトルとURLをコピーしました