ジャニーズJr.に続々退所の動き 関係者は定年制の影響と今後の「後追い」を指摘

 ジャニーズJr.の情報を発信するサイト「ISLAND TV」などから、タレントの名前が続々と消えている。

 2021年にジャニーズ事務所は、満22歳を迎えたジュニアを対象に活動を継続するかしないかを話し合う場を設けることを発表した。事務所とタレントの双方が合意に至らない場合は契約終了。この制度は定年制とも呼ばれており、今年3月31日から適用される。

 発表時には、ジュニアの育成に力を入れていた滝沢秀明氏が、マスコミを前に制度についてコメントをしていたこともあった。だが滝沢氏は昨年11月に退社している。

 そして、その滝沢氏を追うかのように、7人組グループ「IMPACTors」が、退社の意向を事務所に伝えたことが昨年12月に報じられた。

 同月31日には少なくとも2人、今年1月31日には4人の名前がサイトから消えている。その中のタレントは、個人SNSアカウントを開設。プロフィル欄には「お仕事の依頼はDMまで」といった文言が記載されている。

 テレビ局関係者は「ジュニアが大量に退所しているのは、定年制の影響だろう。滝沢氏がいなくなった今、デビューの芽が出ていないジュニアの将来はかなり不安定。今後も退所するジュニアが出てくるのではないか」。

 ここ最近、退所したジュニアの田中誠治は過去に滝沢歌舞伎に出演。現在の「Snow Man」のメンバーと一緒に活動していたという。「今をときめく目黒蓮の隣で写真撮影に応じるなど、デビュー間近と目されたタレントだったため、退所が判明した時は騒然となった」(芸能プロ関係者)

 定年制施行にともない、ジュニアは岐路に立たされている。

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