ジャニー喜多川氏の“側近中の側近”東山紀之に問われる人間性…国連人権理事会の会見はスルー

ケつ穴ジャニーズ

一連のジャニーズ問題で、東山紀之(56)の対応の変化に業界関係者の注目が集まっている。

 5月に藤島ジュリー景子社長が約1分の動画を発表後は、キャスターを務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」の生放送で謝罪。元ジャニーズJrらの告発を「勇気ある告白」とし、「ジャニーズという名前を存続させるべきなのか」とまで踏み込んだ。ところが、性加害を調査した国連人権理事会メンバーの会見は番組でコメントはおろか、まったく報道しなかった。

 だんまりを決め込んだ東山には「もう降板が頭の中にあるのでは?」との声が囁かれていると一部で報じられている。「ジャニーズの長兄としてケジメをつけるのかも」というのだが、ジャニーズ事情に詳しい芸能関係者はこう言う。

「前回はマッチ退所後、最年長の長兄タレントとして、きちんとした対応をしたと一部で称賛もありましたが、ヒガシを知る者ほど『どの口が言う』と批判し、呆れる声がかまびすしかった。今回さらに性加害の深刻さ、甚大さが明るみに出たばかりか、ジャニー(喜多川)さんの側近であったヒガシの、まるで第三者のような、知らなかったかのような態度への批判も告発者の間で高まっていますからね」

ジュリー社長が「知らなかった」と動画でコメントした際は、元身内の近藤真彦から「知ってた、知らないかではなく、知っているでしょ」と否定された。東山のコメント後、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」代表の平本淳也氏は日刊ゲンダイの取材にこう言っていた。

「相次ぐ被害告発を残念でなりませんと、神妙な顔で言っていましたけど、もともと彼はジャニーさんの側近中の側近のひとり。常にその意向に沿って『邪魔』を排除し、メリーさんには従順な召し使いでありつづけた。どちらかというと加害者側なのは関係者なら誰もが知っていること。性加害など知らないという厚顔ぶりには、呆れてしまいます」

 ジャニー氏の性加害について「人類史上最悪の性虐待事件」とした「当事者の会」が国連作業部会と同時に開いた記者会見でも、メンバーから、東山に対しこんな声があがっていた。

「膿を出し切るというか、タレントとしてのいろんな立場もあるともおもいますけど、正直に向かい合ってもらいたいなっていう気持ちがあります」

 東山はタレント、キャスターとしての資質だけじゃない、人間性も問われている。

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