ジャマイカ代表選手助けたスタッフに感謝

東京オリンピックで会場を間違えたジャマイカ代表の陸上選手にタクシー代を渡して助け、金メダル獲得に貢献した大会スタッフの女性に19日、ジャマイカ政府などから感謝の言葉が送られました。

ジャマイカ政府・バートレット観光相「私たちは河島さんをジャマイカへ招待できることをとてもうれしく思います」

19日、ジャマイカ大使館では東京オリンピックで大会スタッフを務めた河島ティヤナさんを迎えて感謝の意を示す式典が行われ、観光大臣などが本国からお礼を述べました。

ティヤナさんは陸上男子110メートル障害のジャマイカ代表、ハンスル・パーチメント選手が準決勝の当日、間違えて別の会場に到着してしまった際、タクシー代を渡して助けたことが世界中に報じられました。パーチメント選手はその後、金メダルを獲得しました。ジャマイカ政府は今後、ティヤナさんをジャマイカへ招待し、1週間ほどのツアーを行うということです。ティヤナさんは「いまだに夢みたいで震えが止まらない」と話していました。

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