有料衛星放送を手掛けるスカパーJSATは2日、1月末の契約件数が前月末比6万7487件減の328万990件と大幅に減少したと発表した。Jリーグ中継から撤退した影響で解約数が10万件近くに上り、加入数を大きく上回った。同社の契約件数は昨年8月以降、6カ月連続のマイナスだが、1月の減少数はこの間で最大となった。
ネット動画配信大手の英パフォームグループが、2017年以降のJリーグ放映権を取得。これに伴い、スカパーはJリーグ中継からの撤退を余儀なくされ、1月末時点で該当チャンネルの契約者を強制解約したことが響いた。