仙台市宮城野区の榴岡公園内のスケートボードパークの改修工事が終わり再び利用できるようになったことを受け、6日、市内の愛好者らでつくる「仙台スケートボード愛好会」が現地で記念式典を開いた。
利用再開は1月29日。広さ約730平方メートルのコンクリート敷きで、技を楽しむための縁石(カーブ)やスロープなど、多様な形状と大きさの構造物(セクション)を配した。市が2002年に開設したが構造物の配置などの難易度が高く、愛好会の要望を受けて19年5月から全面改修していた。
式典で愛好会会長の荻堂盛貴さん(44)=泉区=は「初心者も上級者も、子どもも大人も一緒に、無料で楽しめる最高の遊び場所を作っていただいた。公園のルールやマナーを守り、このパークを皆で大切に守っていきましょう」とあいさつ。親子連れら約50人が集まり、縁石の破損防止のためワックスを塗り込むイベントも行った。
市七郷小1年の海野れんと君(6)は「滑りやすい。いっぱい練習してうまくなりたい」と話した。
スケートボードパークの利用は午前9時から日没まで。