スズキは、軽乗用車「アルト」をベースに、ガソリン車トップとなる燃費を実現した「アルト エコ」を12月13日に発売する。価格は、89万5000円~99万5000円。
アルト エコは、ベース車のアルトの装備や機能はそのままに、R06A型エンジン、副変速機構付CVTの各パーツの見直しにより、フリクション低減を実施。停車時に加え、停車直前の減速時からエンジンを停止する新アイドリングストップシステムを採用し、アイドリングストップ中でもハンドル操作をすることで再始動を可能にするなど、使い勝手を高めている。
そのほか、車高を15mm下げ、形状を変更したフロントバンパーの採用により空気抵抗を低減させるとともに、全部品を見直して約20kgの軽量化と走行抵抗の低減を図り、アルトの標準車に対して30%以上の燃費向上となる、JC08モード30.2km/L、10・15モード32.0km/Lの燃費を実現した。
アルト エコS、エコLとも平成17年排出ガス基準75%低減レベル、平成22年度燃費基準+25%を達成し、エコカー減税(環境対応車普及促進税制)により、自動車取得税、自動車重量税が75%減税される。