スタッフも泣いた 本木雅弘の「ありがとうな」に宮沢りえ“一発”で涙

 宮沢りえ(40)、本木雅弘(48)の俳優コンビが出演するサントリー緑茶「伊右衛門」の新CM「お茶の言葉」編が4月1日から全国放送される。
 シリーズは10周年を迎え、2人が扮する「伊右衛門夫妻」も夫婦生活11年目に突入。これまで緑茶に向き合ってきた夫婦の絆を垣間見られる内容に仕上がっている。
 ある春の日。茶托(ちゃたく)に置かれた緑茶に重ね「伊右衛門、十一年目の春。」という言葉が映し出される。いつものように妻が伊右衛門に緑茶を差し出す。すると、日頃寡黙な伊右衛門が「いつも、ありがとうな」と一言。夫からの感謝の気持ちに、妻は思わず涙を流す。「お茶は、人をつなぐ。」というナレーションとともに、寄り添って庭を眺める2人の姿が映し出されるというストーリー。
 宮沢はクライマックスとなる涙を流す場面に集中して撮影に臨んだ。その感情のこもった迫真の演技は、見事1テークでOK。モニター越しに眺めていたスタッフ一同も思わず涙を流したほどの名演となった。
 伊右衛門と過ごした10年を振り返り「10年前に本木さんと初共演したCMが一番の思い出」と語った宮沢。その「妻に」編は、仕事ばかりで家庭を顧みず、自分にも構ってくれない伊右衛門に不満を漏らすという内容だった。
 今作では10年の歳月を経て、夫婦の絆やそれぞれに対する思いやりに変化が生じている。シリーズを通じて、夫婦として成長していくさまをあらためて見返してみてもいいかもしれない。

タイトルとURLをコピーしました