Google Japanは5月24日、「ストリートビュー」が15周年を迎えたと発表した。もともとは米Google共同創業者のラリー・ペイジ氏が発案したもので、2007年に提供を開始。日本では2008年に公開されており、現在100を超える国や地域をカバーしているという。 【画像】過去1年間、ストリートビューで人気だった15の都市 ストリートビューは、9つのカメラとLiDARセンサーを搭載したクルマで街中を撮影し、世界のさまざまな地域の様子を360度で閲覧できるデジタルマップサービス。これまでにストリートビューカーが走行した距離は1600万kmを超え、1700億枚以上の画像を撮影したという。2012年にはクルマが入れないところでも撮影できるトレッカーを投入している。 同社は15周年にあわせて、ストリートビューで過去1年間、最も人気だった地域や都市を発表。国別では、1位がインドネシア、2位米国、3位日本、4位メキシコ、5位ブラジル、6位スペイン、7位イタリア、8位台湾、9位フランス、10位英国と続いた。 都市別では、1位にジャカルタ(インドネシア)、2位東京(日本)、3位メキシコシティ(メキシコ)、4位サンパウロ(ブラジル)、5位ブエノスアイレス(アルゼンチン)、6位ニューヨーク(米国)、7位イスタンブール(トルコ)、8位台北(台湾)、9位パリ(フランス)、10位に大阪(日本)がランクインした。 ストリートビューは今後、Google I/Oで発表した、没入感のある3Dデジタルマップ「Immersive View」機能を実装予定。2022年末までに東京を含む、世界の幾つかの都市に向けて公開するとしている。