スポーツ通して市民の健康増進 仙台市とゼビオが協定

 仙台市とゼビオホールディングス(HD)は25日、スポーツ振興を通じたまちの活性化や市民の健康増進を目指す連携協定を結んだ。ゼビオHDが県内の自治体とスポーツに関する連携協定を結ぶのは初めて。

 両者は(1)都市のブランド力向上(2)交流人口の拡大(3)スポーツの裾野拡大(4)市民の健康増進(5)まちの活性化-の各分野で連携する。具体的な取り組みは今後、検討する。

 市役所で締結式があり、郡和子市長は「ゼビオHDの知見と仙台のスポーツ分野の潜在能力を生かせば、いろいろなことができる」と期待した。諸橋友良社長は「スポーツによって未来を変えるという大きなビジョンを持って施策を練りたい」と抱負を述べた。

 市内にスポーツ用品店「スーパースポーツゼビオ」が2店舗立地し、ゼビオアリーナ仙台(太白区)がプロバスケットボール男子、B1仙台のホームアリーナとなっている縁もあり、市が協定締結を提案した。

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