みずほ銀行などは25日、人工知能(AI)を使って、顧客の信用力を点数化する取り組みを始めた。
スマートフォンを通して個人向け無担保融資を行う際に、点数をもとに金利を決める。
みずほ銀とソフトバンクが共同出資して設立した会社「ジェイスコア」が手がける。スマートフォン上で学歴や年収、趣味、保有するクレジットカードの枚数などを質問。回答に応じて、AIが顧客の信用力を点数化する。
点数が高い顧客ほど、低金利で多額のお金を借りられる。保有資産や生活スタイルなど、100以上ある質問に対し、答える数が多いほど、点数が上がりやすい仕組みだ。
限度額は最大1000万円。適用金利は、点数に応じて、年0・9%から年12・0%の間で決まる。