スマホで識別も…新5千円札、来年5月に登場

財務省は2日、目の不自由な人がさわって簡単に区別できる新しい5千円札を来年5月12日から発行すると発表した。
 樋口一葉が描かれているお札の表面左下にあるホログラムを覆う透明のシールを楕円(だえん)から四角形に変えて、大きさも現在の約1・7倍にする。現在のシールは形と大きさが1万円札と同じなため、違いをはっきりさせる。
 また、目の不自由な人向けに、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を使ってお札を区別できるアプリも12月3日から配信する。アプリを使ってお札(1万円札、5千円札、2千円札、千円札)にスマホのカメラをかざせば、音声でお札の種類を知らせてくれる。

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