今や1人1台持っているのが当たり前になりつつあるスマートフォン。単なる連絡手段としてではなく、カメラや音楽再生機能が搭載されていたり、様々なアプ リで機能を追加したりできる、便利なツールとして手放せない存在になっているはず。そうなると、スマホで代用できてしまうがゆえに、使われなくなっている ものもあるようで…。スマホを使うようになってから、使用頻度が少なくなったものを20~30代のスマホユーザー男女221人に聞いた。
〈スマートフォンを使うようになって、使用頻度が少なくなったものTOP10〉
※もともとの使用頻度が低いものは除外し、複数回答。協力:ファストアスク
1位 音楽プレーヤー 30.3%
2位 デジタルカメラ 28.5%
3位 目覚まし時計 27.1%
4位 紙の地図 25.8%
5位 電卓 22.2%
6位 携帯ゲーム機 19.5%
7位 紙の時刻表 17.6%
8位 パソコン(自宅用) 14.0%
9位 腕時計 12.7%
10位 紙のメモ帳 10.9%
ランクインしたどの機能も、専用機器を凌ぐほどの性能を、スマホが持つようになってきているものばかり。このほかには、「辞書・電子辞書」と「アナログ手帳」7.7%、「ボイスレコーダー」6.8%などの回答があった。
これからも進化を続けるであろうスマホ、今後どんな機能がスマートフォンに備わってほしいと思うか聞いてみたところ…、
「欲しい情報を自動収集してくれる機能」(32歳・女性)
「ボタンを押すと(スマートフォンが)大きくなる機能」(36歳・男性)
「脳に埋め込んで欲しい」(33歳・男性)
と、 SF映画に出てきそうな機能が飛び出した。しかし、「すでに十分」(31歳・男性)や「今の機能で不便を感じていない」(33歳・女性)などの回答も多 く、ほとんど人が「特にない」模様。また、「これ以上便利になっても使いこなせない」(35歳・女性)と答えた人もいるように、現状に満足している人が多 いようだ。
高機能化が進み続けるスマホだが、今回の
アンケートに28.1%の人が「使わなくなったものは特にない」と答えている。使用頻度や使い勝手を考えて、専用機器とスマホを併用するのがよいのかも?
(河島マリオ)