スマホアプリでモデルハウス疑似体験

住宅メーカーの北洲(宮城県富谷町)は26日、VR(バーチャルリアリティー)技術を使って、スマートフォンやタブレットの画面でモデルハウス内を仮想体験できる無料アプリの配信を始めた。
岩手、宮城、福島、栃木、埼玉各県にある全11のモデルハウスが対象。リビングやキッチンなど各ハウスの内部を、どこからでもスマホなどで360度全方向を見渡せる。
同社は以前から、ホームページ上でVRを使ったモデルハウスを紹介していた。スマホの動きに合わせて画面の方向が動く機能を活用し、より臨場感のあるアプリを開発した。
アプリを起動していなくても、同社の新商品やイベント情報を受け取る機能も備えた。同社の担当者は「遠方で行きにくい展示場もアプリを使って気軽に疑似体験してほしい」と話す。
VR技術を使ったモデルハウスの疑似体験は、三菱地所ホームが今年1月から導入するなど業界で広がりつつある。

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