ニールセンは1月28日、同社のスマートフォン視聴率情報「Mobile NetView」およびPC版インターネット視聴率情報「NetView」の2013年12月データを分析した結果を発表した。ネット利用時間(ウェブ、アプリ)における各サービスカテゴリのシェアを分析したものとなっている。
それによると、PC、スマートフォンともに、SNS等の利用時間が大きなシェアを占めてトップ。PCは2位「ビデオと映画」、3位「ゲーム」となったが、スマートフォンは2位「ゲーム」「その他のコミュニケーション」となっている。
スマートフォンのゲーム利用状況に着目すると、スマートフォンからのインターネット利用者のうち約8割の人がゲームを利用。一人あたりの利用時間としては、1日あたり平均して16分ゲームを利用していた。
次に、“高校までにインターネットが普及しており、さまざまなオンラインサービスに慣れ親しんでいる”18歳~34歳と、“小学生~高校生の頃にファミコンが発売された”35歳~49歳とで、スマートフォンのインターネット利用時間シェアを比較。その結果、18歳~34歳では、「SNS」の利用時間のシェアが29%でもっとも高く、ゲーム利用時間のシェアは12%だった。一方、いわゆる「ファミコン世代」となる35歳~49歳では、ゲーム利用時間のシェアがもっとも高く20%となった。
18歳~34歳のネット利用時間はトータル1時間41分、35歳~49歳の同時間は1時間12分。ここから算出すると、18歳~34歳は、ほぼ29分をSNSに、12分をゲームに費やしているが、35歳~49歳は、ほぼ15分をゲームに、11分をSNSに費やしていることとなる。