スマートフォン倍増、7~9月期 世界販売台数

【ニューヨーク共同】米調査会社ガートナーが10日発表した2010年7~9月期の世界の高機能携帯電話(スマートフォン)の販売台数は、前年同期比96%増の8053万台になった。
 米アップルのiPhone(アイフォーン)や米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドを搭載した携帯を中心に、スマートフォンの急速な普及を裏付けた。
 OS別では、アンドロイド携帯が約14倍の2050万台でシェアが25・5%となり、4~6月期の3位から2位に浮上した。iPhoneは91・5%増の1348万台で、シェアは16・7%の3位。
 フィンランドのノキア系「シンビアン」はシェアを大きく下げたものの、36・6%で首位を維持。ブラックベリー携帯を販売するカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)も販売は増えたが、4位に後退した。
 携帯電話全体の販売台数は、35・0%増の4億1708万台。アップルが4~6月期の7位から4位に上昇。ノキアが1位で、韓国のサムスン電子とLG電子が続いた。

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