セガサミーが「シーガイア」買収 複合型施設として再開発

 セガサミーホールディングスは23日、宮崎市の大型リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」の運営会社を買収すると発表した。新たな複合型リゾート施設の開発を目指す。
 買収するのはリップルウッド系の「RHJインターナショナル」(RHJI)が保有する「フェニックスリゾート」(PSR)。全株式を取得して子会社化することで、RHJIと合意し、株式譲渡契約書を締結した。セガサミーは株式取得で4億円を支払い、PSRに債務返済のための54億円の貸付を行うほか、のれん代が発生する見込み。
 「フェニックス・シーガイア・リゾート」はホテル、スパ、ゴルフ場、レストランから国際会議場までを備えた大型リゾート施設。セガサミーではこれを改めて人気施設として建て直すとともに、大規模施設の運営ノウハウを獲得し、新たな複合型リゾート施設の開発・運営に活かすという。

タイトルとURLをコピーしました