セクシー女優の里美ゆりあ、タワマン600万円強盗被害の恐怖を語る

東京都目黒区のタワーマンション一室に宅配業者を装って男3人が侵入し現金約600万円を奪う事件があり、警視庁目黒署が27日、強盗容疑などで10代の少年3人を逮捕した。被害にあったのは人気セクシー女優の里美ゆりあ(35)。里美は同日、本紙の取材に応じ、「マンション内で叫んでも、周囲に聞こえないので一層怖かった」などと恐怖の瞬間を振り返った。

 事件は26日午前10時半頃、東急東横線中目黒駅近くの45階建てタワーマンションにある里美の自宅で起きた。

 「宅配のふりをした強盗が増えていると聞いていたけど、このマンションはセキュリティーが厳重だと思っていたので、ショックでした」

 同マンションは1階にコンシェルジュが常駐し、近くに交番もある。

 1階のインターホンが鳴り、荷物の宅配と言われてオートロックを開けた。自宅の玄関扉を開けて待っていると、エレベーターから大手宅配業者の制服に似た姿の段ボールを持った男と、黒のダウンジャケットを着た男が降りてきた。2人とも白いマスクをしていた。

 黒ダウンの男が不審な行動をしたため「あ、やばい!」と直感し逃げようとしたが、腕をつかまれ部屋に引き戻された。男らは力ずくで室内に入るなり、すごんだ。「1億円脱税しているだろう。回収に来た」。さらに「お金を出せば帰る。俺は人を刺したことがある」などとも言った。

 「怖かった。何されるか分からない。マンション内で叫んでも防音が効いていて、周囲に聞こえないので一層怖かった」

 男らは家中を探し、クローゼット内の封筒や金庫に入れていた現金計約600万円を見つけた。里美は2014年6月に東京国税局から2億4500万円の所得隠しを指摘され、1億7000万円の追徴金を課された。600万円は、この支払いの際の残金や来月支払い予定があるため借りたお金だったという。

 部屋にいる間、男らは携帯電話で話していた。黒幕の可能性が高いが、里美は「心当たりはない。でも疑い始めるときりがない」と困惑した。

 事件後すぐに110番。警視庁は防犯カメラ映像などから逃走車両を割り出し、26日午後4時頃、神奈川県内で車両を発見、身柄を確保した。

 逮捕されたのは、いずれも自称、千葉県成田市の飲食店従業員(19)、同県印西市の塗装工(17)、千葉市の高校生(19)。飲食店従業員と塗装工が部屋に押し入り、高校生は運転手役だった。

 署によると、3人は大筋で容疑を認めている。ただ、現金は400万円ほどしかなく、残りの金の行方や指示役などについて調べている。

里美 ゆりあ(さとみ・ゆりあ)

 1984(昭和59)年12月17日生まれ、35歳。横浜市出身。2008年12月にセクシー女優デビュー。11年4月、セクシー女優やモデルらで構成する女性アイドルグループ「恵比寿マスカッツ」加入、13年4月に卒業した。長い舌と色の白さが特徴でハードな作品が多い。最新作は「里美ゆりあ 波多野結衣 初競演ドリームマッチ レジェンドAV女優2人による乳首開発!『乳首を制する者はAV界を制す!!』」。158センチ、B86W56H84。ブラのカップはD。

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