コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンが、インターネットで注文を受けてから最短30分で商品を自宅などに届けるサービスを、2025年度までに国内ほぼ全店舗の約2万店に広げる方針であることが23日分かった。新型コロナウイルス流行に伴う外出自粛などで宅配需要が高まっており、収益の拡大につなげる。
北海道、東京、広島の計約550店舗で試験実施しており、21年度中に3都道県を中心に約千店に広げる計画。店舗オーナーの判断に委ねるが、25年度までには大半が導入する見通し。
コンビニは店舗の新規出店が飽和状態にあり、新たな収益源の開拓が課題となっている。