セブン―イレブン・ジャパンは1日、スマートフォンを使った決済サービス「セブンペイ」を全国の約2万1000店舗で始めた。利用者がスマートフォンの専用アプリを使い、画面に表示されたバーコードを読み取って支払いを済ませる仕組みだ。
ファミリーマートも同日、同様のサービス「ファミペイ」を始めるなど、コンビニ大手は独自のスマホ決済の導入に力を入れる。自前で買い物データを集め、商品開発や発注の効率化に生かしたい考えだ。現金を扱う機会が減れば従業員の負担軽減も期待できる。
セブンの永松文彦社長は、東京都内で開いた記念イベントで「(現金を使わない)キャッシュレスの利用比率を高め、店の負荷を軽減させたい」と述べた。