セブン&アイ、初の本格的なPB化粧品 ファンケルと共同開発

セブン&アイ・ホールディングス(HD)とファンケルは25日、スキンケア化粧品を共同開発し、セブン&アイHDのプライベートブランド(PB)として11月から全国のセブン-イレブンやそごう・西武などで発売すると発表した。同社が本格的なPB化粧品を発売するのは初めて。イオンがPBのスキンケア化粧品の販売を16日から始めたばかりで、流通2強がPB化粧品で激突する。
 新発売する「ボタニカルフォース」は、無添加化粧品で30年以上の実績を持ち、独自の高い安全基準を持つファンケルの強みを生かして共同開発した。この日会見したセブン-イレブン・ジャパンの鎌田靖常務執行役員は「食品と同じで、肌につける化粧品も安全安心が第一。消費者からも無添加や無着色への要望は強い」と述べた。
 ファンケル化粧品の山岡万佑子社長は「20代から40代のナチュラル志向の女性をターゲットにした」と説明。ビタミンEが豊富で希少性の高いアルガンオイルなどを配合した。

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