セブン&アイ・ホールディングスは2011年11月29日、1日3回まで無料利用可能な公衆無線 LAN(Wi-Fi)サービス「セブンスポット」を12月1日より提供すると発表した。1回当たりの利用時間は最大60分。まず東京23区内にある合計約770店舗の「セブン-イレブン」「イトーヨーカドー」「そごう・西武」「デニーズ」を対応させ、2012年2月末までに東京23区内で1,300店舗、2013年2月末までに全国1万4,000店舗へ展開する予定。
セブンスポットを使うと、スマートフォンやタブレット端末、パソコン、携帯電話などの Wi-Fi 対応機器からインターネット接続が行える。利用には、セブン&アイのオンライン通販サービス「セブンネットショッピング」の会員 ID を取得するか、セブンスポットに無料会員登録する必要がある。対応店舗は、Web サイトで確認可能。
セブンスポットでは、インターネット接続サービスを提供するだけでなく、オリジナル コンテンツや各種クーポンの配信も行う。第一弾として、日替わりの「AKB48 クリスマス壁紙」を期間限定(12月1日から12月25日まで)配信する。
またセブンスポットの対応店舗では、一部を除き任天堂の「ニンテンドー 3DS」向け通信サービス「ニンテンドーゾーン」も提供する。「『NEW ラブプラス』スタンプコレクション」といった期間限定コンテンツの提供、「『NEW ラブプラス』体験版」の先行配信、数量限定「『NEW ラブプラス』オリジナルニンテンドープリペイドカード」の販売も予定している。
なおセブンスポットは、東日本電信電話(NTT 東日本)の通信回線を使って実現している。