セブン&アイ・ホールディングスが4日発表した2013年3~5月期決算は、傘下のコンビニ「セブン-イレブン」などが好調で、売上高は前年同期比13・1%増の1兆3649億円。本業のもうけを示す営業利益は同9.5%増の736億円で、第1四半期としては過去最高だった。コンビニ事業は、利幅が大きい自主企画のプライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」が伸び、グループ全体の営業利益の7割を稼いだ。スーパーのイトーヨーカ堂はPBの衣料品が好調で、百貨店のそごう・西武も高額品の動きがよく、いずれも増益となった。