セブン&アイが新手の東北支援プロジェクト

セブン&アイ・ホールディングスは27日、岩手、宮城、福島の東北3県と地元企業、キリンビールや小岩井乳業など食品メーカーなどと連携し、東日本大震災で被災した東北地方を支援する3カ年の「東北かけはしプロジェクト」を来月スタートする、と発表した。
 東北の地場、被災企業の商品を、セブン&アイの小売り店舗でキャンペーン展開しながら販売し、復興と振興を図ろうという企画。単発の東北応援フェアにとどまらず、キャンペーンやイベントを通じ、時間をかけて被災地を支援する前例がない試みだという
 キャンペーン販売は、まずイトーヨーカドーのほかヨークベニマル、ヨークマートなどグループ各社のスーパーで実施。来年度にはセブンーイレブン・ジャパンも加わる予定。東北産の飲料や食材など、食品を中心に商品を販売。参加する食品メーカーは27日時点で22社。他にキユーピー、ミツカンなどの全国企業から地場の食品メーカーや酒蔵も加わる。
 第1弾のキャンペーンを11月7日から来年1月9日まで開催し、期間中の売上高は50億円を目指すという。

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