セブン-イレブン、「1杯100円」セルフ式コーヒー全国展開

 セブン-イレブン・ジャパンは28日、セルフ式のオリジナル機器でレギュラーコーヒーを提供する「セブン カフェ」を1月末から順次、全国展開すると発表した。1杯100円で、レジでカップを購入し、セルフサービスで入れる仕組みで、8月までに全国1万5千店の導入を完了する。
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 年間の販売目標は3億杯、売上高は300億円超を想定している。
 セブン カフェはクリエーティブ・ディレクターの佐藤可士和さんがプロデュース。使用する豆はアラビカ種で、10度以下に保つチルド配送を活用して焙煎後の品質を維持、抽出には軟水を使い、一杯ごとにペーパードリップするなど素材と製法にこだわった。
 低価格で上質なコーヒーを提供することで、スイーツや調理パンなどほかの商品を同時に購入してもらうことを想定。昨年夏から先行して扱いを始めた北海道や鹿児島県では、調理パンの売り上げが30%増、スイーツが同20%増となったという。井阪隆一社長は「缶コーヒーより女性に支持されるはず。いままでにないセブン-イレブンの使い方を根付かせたい」と話している。

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