セントメリースキー場オープン たっぷりの雪で初滑り 宮城・川崎

宮城県川崎町のセントメリースキー場で22日、今季の営業が始まった。暖冬による雪不足だった昨シーズンとは打って変わり、ゲレンデは一面銀世界となり、スキーヤーやスノーボーダーが初滑りを楽しんだ。
 現地で安全祈願の神事があり、町関係者ら約20人が出席した。スキー場の運営会社ゆらいず(川崎町)の鈴木章弘社長(55)がスキー場開きを宣言。積雪は麓が約50センチ、山頂が約1メートルと十分すぎる環境となった。
 鈴木社長は「雪質は最高。新型コロナウイルスの影響で客足は見通せないが、屋外で密にならずにできるので多くの人に楽しんでほしい」と呼び掛けた。
 初日は麓に近い2コースのみオープン。全5コースが利用できるようになるのは26日以降で、スキー場の営業は来年3月22日までを予定。利用客は例年並みの約6万人を見込む。

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