牛丼の「すき家」などを展開しているゼンショーが、2010年度の連結売上高でマクドナルドを超え、外食産業で1位になる見通しであることが12日わかった。
同社の決算発表によると、2011年3月期の連結業績予想での売上高が、およそ3685億円となった。連結売上高が前期比 10.3%増の3685億8300万円、純利益は同71%増の59億9700万円と2ケタの増収増益を予想していることが好感された。積極的な出店とコスト改善が寄与する。
一方の日本マクドナルドホールディングスは2010年12月期の連結決算予想で、売上高を3130億円としていることから、1位になる見通しだ。
低価格路線から、多角化戦略に舵を取ったマクドナルド。その一方で、低価格戦争で吉野家などを倒したすき家などを展開するゼンショー。脱低価格対低価格の戦いから目が離せない。