ソニーは1日、2019年3月期の連結業績予想を修正し、純利益を従来の7050億円から8350億円に引き上げた。過去最高を更新する見通し。業績回復により、繰り延べ税金資産の引当金を取り崩したことが寄与するという。
売上高の予想は8兆7千億円から8兆5千億円に引き下げた。傘下のソニー生命の収入減少が主な要因だ。本業のもうけを示す営業利益は、過去最高となる8700億円のまま据え置いた。
18年4〜12月期連結決算は売上高が前年同期比0.8%減の6兆5381億円、営業利益は13.9%増の8115億円だった。純利益は63.2%増の8284億円と大幅に伸びた。