ソフトバンクグループ社員 仙台でがれき撤去ボランティア

ソフトバンクグループの社員54人が18日、仙台市若林区荒浜で、東日本大震災で津波被害を受けた農地のがれき撤去ボランティアを行った。
 社員らはボランティア団体スタッフの指導を受け、スコップで土を掘り起こし、がれきを集めた。
 ソフトバンクテレコム(東京)の大阪市の事務所に勤務する原あづささん(40)は「被災地を忘れない証しとして参加した。土の中から包丁も出てきた。ここに暮らしがあったんだと、あらためて実感した」と話した。
 活動は同グループのボランティア休暇を活用し、北海道から九州までの勤務者が1泊2日で参加。17日に宮城県石巻市で復興状況を視察した。同グループのボランティアは福島県南相馬市や宮城県松島町、南三陸町でも行われた。
 ソフトバンク広報室は「今後もさまざまな形で末永く被災地支援に取り組んでいく」と話す。

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