タニタ食堂、全都道府県に1店舗ずつ出店 今後3年以内

健康機器大手タニタ(東京都板橋区)は26日、同社の社員食堂の献立を再現した食事を提供する「タニタ食堂」を全国展開すると発表した。タニタ食堂 は現在、病院や商業施設、マンションなどに計21店展開しているが、今後3年以内に全都道府県に1店舗ずつ出店し、60店舗体制を構築する考え。

多店舗展開はフランチャイズ方式と業務委託、メニュー提供の3方式を中心に進めていく計画だ。同日、東京都内で記者会見した同社の谷田千里社長は「タニタ食堂の全国展開を通じ日本を健康にしたい」と話した。

同時に、中食事業も強化。給食事業会社レパスト(同中央区)と提携し、タニタ食堂のノウハウを活用した宅配食サービスを2月から開始する。初年度の販売目標は10万食。今後は、他の給食事業会社との連携を進め、宅配事業の拡大を目指す。

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