タモリ「いいとも!」放送後、楽屋でくつろぐ 集結ファン大声援に笑顔で手を振りお別れ

タレント・タモリ(68)が司会を務めるフジテレビ系「笑っていいとも!」(月~金曜、正午)が31日、最終回を迎えた。スタジオのある東京・新宿のアルタ前には約3000人のファンが集結。タモリは大声援に笑顔で手を振り、32年間の思い出の詰まったスタジオアルタに別れを告げた。
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 タモリは午後2時32分、白いバンに乗って裏口からアルタを後にした。集まった“観衆”から「タモさ~ん!」と一斉に声が飛ぶと、タモリは少し恥ずかしそうに会釈し、笑顔で左手を振り、声援に応えた。ファンの声が聞こえるように、車のウィンドウは3分の2ほど開けられていた。スタッフやファン、出演者らへの気遣いを欠かさない、タモリらしい配慮だった。
 午後2時半ごろにアルタを出るのはほぼいつも通り。ただ、この日は「‐増刊号」の収録がなく、タモリが大好きな、スタジオ観覧者を前にした放送後のお楽しみ、“後説(あとせる)”はなかった。その分、いつもより長くアルタでの余韻に浸ったとみられる。
 スタジオアルタには“タモリ専用”の楽屋があった。関係者によると、タモリは放送後、32年間の思い出が詰まった専用楽屋でくつろいでから、スタジオアルタを後にしたという。
 タモリはこの日午前10時50分ごろ、東京・新宿のアルタ入り。ファンが「32年間ありがとう!」という横断幕を掲げる中、スタッフ数人に囲まれ、スーツ姿で現れた。早くも1000人以上がアルタ前に集まっており、「タモさ~ん」と大絶叫で出迎えると、柔和な笑顔を見せながら会場入りした。
 番組開始とともにアルタの大型ビジョンで最終回の「いいとも」が生中継されると、観衆の数はみるみる膨らみ、約3000人が集結。画面をケータイで撮影したり、エンディングではタモリの「また明日も見てくれるかな?」の呼びかけに「いいとも!」の“大合唱”が起こった。放送終了直後には大きな「タモリ!」コールが沸き起こっていた。

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