めかぶに含まれるアルギン酸は食物繊維の一種で、体内でナトリウムの吸収を妨げるため、むくみや高血圧を改善したり、コレステロール を排出する作用があります。腸内環境を整え、便秘を改善するため、ダイエットだけでなく、美肌にも効果があります。めかぶには昆布の約4倍のアルギン酸が 含まれているというデータもあります。
新陳代謝の調節・促進に!
EPA(エイコサペンタエン酸)とは、人間の体内では作ることができず、食品から摂らなくてはならない必須脂肪酸のひとつで、血液をサラサラにして代謝をアップする働きがあります。動脈硬化や心筋梗塞などの予防にも役立つ、健康のために必要な栄養素です。
カロリーは、100gで11kcal!
何といっても100gで11kcalというカロリーの低さは、ダイエットの強い味方です。
このように、めかぶには、他の海藻よりもダイエットに効果がある栄養素が濃く含まれていることが特長です。そして、なにより嬉しいのは低カロリーなことで、ダイエット中には積極的に食べたい食材ですね。
ダイエットに効くめかぶの食べ方
炭水化物と一緒に
めかぶは食物繊維が豊富で、血糖値を上昇させにくい低GI食品です。血糖値を急激に上昇させやすい、ご飯やうどん、素麺などにプラスすると、血糖値の上昇が緩やかになり、体脂肪に変わりにくくなります。
肉や魚と一緒に
めかぶに含まれるアルギン酸は、コレステロールを排出する働きがあります。
高コレステロールな肉や魚、卵料理にめかぶを添えると、コレステロールの吸収を妨げてくれます。
かさ増し・食べごたえアップに
めかぶは低カロリーなので、他の食品に混ぜたりのせたりすることで、かさ増し効果が期待できます。ネバネバどうし納豆やとろろに混ぜたり、豆腐にトッピングしたり。味噌汁の具として加えると、ネバネバ効果で味噌汁の食べごたえがアップします。
今が旬のめかぶ。ぜひダイエットに役立ててくださいね!
著者
管理栄養士:藤岡 佳絵
管理栄養士。その他健康運動指導士、NR・サプリメントアドバイザー、アスリートフードマイスター、製菓衛生師などの資格を持つ。管理栄養士として、レシピ開発やカウンセリング、食育活動、現在は主に保健指導で、働き盛りの方々の健康づくりに携わっている。
監修:クックパッド ダイエット