ダイハツ、エコカー補助終了で9月中は販売会社へ支援金

ダイハツ工業は9日、エコカー補助金制度の申請受け付けが7日受理分で終了したことを受けて、販売会社への「支援金」の支給を決めたことを明らかにした。補助金制度が当初予定の9月末を待たずに打ち切られたことで、補助金を受け取れなくなる顧客に対応するための措置。販売会社は支援金を値引きの原資に活用するなど独自の販売促進策を図る。
 全国に62ある販売会社が対象。支援金の支給は9月末までで、金額の規模などは明らかにしていない。支援金を使った具体的な販売促進策は各販売会社に委ねるとしているが、値引きの原資に活用されるケースが多いとみられる。支援金によるてこ入れで、販売の落ち込みを防ぎたい考えだ。
 補助金制度の打ち切りをめぐり、ダイハツはこれまで、販売会社への資金支援を軸とした補助策を検討していた。

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