東武トップツアーズ（東京都墨田区）は、10月21日よりソーシャルデータバンク、アローリンク、NoCode Japanと共同で開発した「スマートコロナパス」の運用を、観光庁実証事業により開始すると発表した。
「スマートコロナパス」は、LINE上で動作する民間のワクチンパスポートアプリ。自治体、観光事業者などのLINE公式アカウントと友だちになることで、専用アプリをインストールすることなく各種サービスの利用ができる。
ユーザーは、新型コロナワクチン接種済証、PCR検査結果や抗原検査結果を登録し、旅行先や飲食店、イベント会場などでの提示に利用できる。なお、同アプリで登録されたユーザー情報については、LINEのサーバを利用せずに日本国内に設置されたサーバへの保管となる。
同社は、これからも人が集まることを前提としたビジネスの新型コロナウイルス対策に貢献し、人々が安心安全に交流できる取り組みに寄与していくとしている。
