今年1月に開催された世界経済フォーラム(通称、ダボス会議)で、日本政府にとってあまりにショッキングな調査結果が発表された。世界各国の危機管理能力を格付けしたランキングだ(下記参照)。
そのなかで日本は中国よりはるかに低い評価しか得られなかった。上位にあるドイツ、スイス、英国、米国などとは大きく差をつけられ、インドやブラジルといった新興国よりも順位が低い。世界の主要国では、わずかにロシアを上回った程度だ。
他国を見ると、おおよそ国際競争力と危機管理の能力は正比例しているが、日本に限っては違う。「競争力はあっても、危機管理ができない国」というレッテルを張られたわけである。上位と主要国の順位を見てみよう。
【政府の危機管理能力ランキング】
1:シンガポール
2:カタール
3:オマーン
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17:ドイツ
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19:スイス
20:イギリス
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29:アメリカ
30:中国
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38:インド
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41:韓国
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45:ブラジル
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67:日本
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72:ロシア