チームで歩いてメタボ改善 目標達成でギフト券も 仙台市が30日までイベント

仙台市は30日まで、3人一組で1人1日平均7000歩を目指すイベント「チームでアルーク」を実施している。全国平均と比べて市民のメタボリック症候群の割合が高い状況を踏まえ、改善に向けた動きを後押しする。

市民のメタボ割合は23.3%

 市民や市内に通勤通学する人が3人でチームを組み、無料の歩数計アプリ「aruku&(あるくと)」をダウンロードして登録する。1週間以上参加して目標を達成すると、抽選で100組300人に500円相当の電子マネーギフト券が当たる。

 市によると、40~74歳の国民健康保険加入者を対象にした2021年度の特定健診で市民のメタボ割合が23・3%で、全国平均を2・7ポイント上回った。

 市民の1日平均歩数(21年)は男性4719歩、女性4342歩で、いずれも5000歩を超える19年の全国平均に及ばない。市はイベントを通じて歩く習慣を身に付けてもらおうと、目標を7000歩に設定した。

 市健康政策課の担当者は「歩くことは体を動かすきっかけになり、健康的な生活につながる。イベントに参加し、効果を感じてほしい」と呼びかける。連絡先は同課022(214)3894。

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